マイクラプレイ日記:十日目

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「あいたたた」

そう声を出し、孝雄は目を開けた。

朝、昨日の整地の続きで外に出ていたのだが、お昼ぐらいに真横に近づいていたクリーパーに気づかず、自爆に巻き込まれて死んでしまった。

そのためか、目の前はまったく違う景色になっていた。

砂漠だろうか?
川が流れて居る。

ふと右上の地図に視線をやると、孝雄が立っているのは、砂漠と草原地帯の境目のようだった。

一度死ぬと、ワールドがリセットしてしまうようであるが、その時に一番困るのが、資産が全部無くなるってことだ。
つまり、全部全部やり直しに成る。

これはなかなかストレスが溜まる。

しょうが無い。
ため息をつき、孝雄は振り返った。

「あ、村がある」

なんと、歩いて百メートルぐらいのところに村があった。

これは、元の世界に戻れる何かを聞けるかも。

右側の山に羊が大量にいるのを確認して、孝雄は村に向かった。

小さな村だった。

村人の話を聞こうとするが、無気力のようで、孝雄をちらっと見ただけで何も答えてくれなかった。
こういう村人の態度は初めてじゃなかった。
今まで数カ所村に立ち寄ったことがあるが、会話という会話をしたことがなかった。
言語は通じているのだろう。物々交換が出来るのだから。
ただ、それだけだった。

「ここの拠点を構えたいのだが、空いている家を借りても良いか?」
孝雄の質問に対して、村人の一人は手のひらをドアが付いていない家に向けた。

これは勝手にやれということかな。
そう受け取ると、孝雄は村を見回ることにした。

ここは教会というシンボルがあるが、それだけだった。
川の近くに出来た村だからか、農業がしやすいためか、作物を育っているようだ。

が、歩いていると、ふと身体が宙に浮いたように感じ、すぐに足に軽い痛みが走った。

いきなり深い穴に落ちてしまったようだ。

不味い、何も装備を持っていない状態で、このまま洞窟に入るとまた死んでしまう。
特に、土ならば、なんとか素手で掘れるが、石類ならばどうしようもない。

背筋に冷たい何かを通ったのを感じ、孝雄は急いで上の方を向いた。

「あ、3メートルぐらいか」

その穴は深そうであったが、孝雄が落ちたのが地面から浅いところだったのが良かった。
土を掘って出る。

村の端っこに空き家があったので、そこをひとまずの拠点と決めて、早速木材を切り取りに出かけることにした。

周りは草原とサバンナの境にあるため、木の数は少なかった。
また、所々穴があるので、気をつけながら15本ぐらいの木を切ったところで、羊も狩ることにした。

羊があれば、良質のベッドが作れて、寝やすくなる。

さぁ、拠点に決めたのはこの村の外れの家である。

狭い。

狭いが、ひとまずは足りるだろう。


木炭を作るために、切り取った原木をかまどにつっこみ、二階に上がってみた。

そろそろ日が暮れる。

今回は村が間近にあった為、ここをしっかりと拠点化して、どうにか村人から情報を入手出来るようにしたい。
そう思って、孝雄は眠りについた。

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